伊藤 俊英 / Toshihide Itoh, Ph.D.
国内外の企業で画像診断用X線CT装置の研究開発に30年以上従事。2010年からは海外企業で、世界初の2管球型CTとフォトンカウンティングCTの研究開発を経験。
並行してアカデミアでの学術研究支援を20年以上経験。自身も学術論文、特許、書籍、医療雑誌媒体への執筆に加え、学会や研究会での講演も多数。医療行政や医療機器業界に関する豊富な知見と人的ネットワークもあり。
2024年7月からは独立研究者としての活動の傍ら、研究開発で直面する諸問題の解決のほか、関連領域の俯瞰的・包括的分析に基づいた中長期の研究開発戦略の立案、研究開発組織の強化、などの領域でコンサルティングサイエンティストとしても活動中。
専門分野
1. X線CT装置の計測処理やデータ補正処理全般
- X線CTのシステム設計
- X線CTの計測系システムシミュレーション
- 検出器（EID系、PCD系 - CdTe/Si）の特性解析
- 計測データの補正アルゴリズム開発
- 画像再構成アルゴリズム開発
- スペクトラルイメージングのアルゴリズムの開発
- フォトンカウンティングCTのシステム設計
- フォトンカウンティングCTのデータ計測、補正アルゴリズムなどの開発
- 画質改善
2. 研究開発マネージメント
- 医学領域の包括的分析に基づいた中長期研究開発計画の立案
- 研究開発部門のマネージメント、プロジェクト管理、組織強化
3. 医学・工学分野の学術研究
- 研究テーマ選択、研究計画立案と実践、学会発表、論文作成
- 医用機器や医用物理工学に関する教育
- 研究者倫理教育、研究における不正行為に関する教育
職歴
- 〜2001年9月: 株式会社日立メディコ CT事業部設計部
- 〜2024年7月: Siemens Healthineers CT-R&D
- 2024年7月〜: 独立研究者
研究業績
連絡先
- toshihide.itoh@tnitoh.com